アノマリー投資の弱点

 

どうもタカニキです。私の投資スタイルの一つに急騰前の仕手株に潜伏し、高騰まで待ち伏せで仕手筋の仕掛けを拾うというものがあります。その他の手法もそうですが、日本株を対象にしている株式投資に関しては、企業の業績や将来性などを吟味するのではなく、需給が外的要因によって乱れるアノマリーによる株価上昇を拾うスタイルを得意としています。

 

本スタイルは、地合いに大きく依存しないことなど多数のメリットを有していますが、突発的な予期せぬ需給の乱れが生じた際の対応に苦慮するという弱点もあります。例えば、株主優待の優待権利日に向けた株価上昇を拾おうとするイベント投資では公募増資や優待の改悪などが挙げられますし、仕手株潜伏においては倒産などがそれに該当します。

 

多くは投資対象とする会社の行動に依存するアノマリーですが、ネットが発達してきた現代では、SNS上のインフルエンサーの発言や、有力情報媒体の特集なども大きな影響を及ぼすことが少なくなく、株探(https://kabutan.jp/)の組む特集記事もその一つです。

 

そこで今回は、株探によって特集を組まれた銘柄が特集後株価にどのような影響を与えるか検証してみました。

株探の特集記事

 

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今回対象にした記事は下記の通りです。

 

201808181930

買い場到来!「新興市場・赤札市」激騰株発掘10選 <株探トップ特集>

201807211930

【特集】底値圏からの逆襲始まる!
騰勢加速「究極のテーマ株」10選 <株探トップ特集>

201806161930

【特集】急騰株ハンティング、4大攻略地帯「特選10銘柄」 <株探トップ特集>

201805151930

【特集】材料株夏の陣! 燃え上がる株高トレンド「究極の10選」 <株探トップ特集>

201804221930

“最速の上げ足”を追え、上値期待内包「厳選10銘柄」 <株探トップ特集>

 

株探の特集にはいろいろ種類がありますが、今回は10個の銘柄を厳選チョイスし記事を書くタイプの特集について検証してみました。具体的な銘柄は次の通りです。

 

東映アニメ           <4816>

システナ              <2317>

オハラ                  <5218>

FDK                  <6955>

フージャース       <3284>

田中化研              <4080>

キョウデン           <6881>

エニグモ              <3665>

アイティフォー    <4743> 登場2

ソフトクリエ       <3371>

ブロッコリー       <2706>

三社電機              <6882>

モバファク           <3912>

フォーカス           <4662>

ITM                  <2148>

キューブシステム<2335>

NTTDイン       <3850>

日ダイナミク       <4783>

クロスキャット    <2307> 登場3

プロパティA       <3464>

アイビーシー       <3920>

ジシステム           <9758>

ぱど                     <4833>

大泉製                  <6618> 登場2

ネオス                  <3627>

駅探                     <3646>

アライドアーキ    <6081>

京写                     <6837>

新日建物              <8893>

オリコン              <4800>

アテクト              <4241>

鉱研工業              <6297>

ビーイング           <4734>

エストラスト       <3280>

アサカ理研           <5724>

システムズD       <3766>

マーケットE       <3135>

エキサイト           <3754>

アクモス              <6888>

日本和装              <2499>

ODK                  <3839> 登場2

栄電子                  <7567> 登場2

イナリサーチ       <2176>

国際チャート       <3956>

 

いくつかの銘柄は複数回登場していますね。クロスキャットなんかは3回も選ばれています。

 

株価への影響

 

では早速、特集記事が出た翌市場営業日の株価の変化をまとめてみました。株価の地合いの影響をみるため株式指数の変化も記しています。

 株探特集の株価への影響株探特集翌日の指数変化
 

まず、株価へ株探の記事の影響があるかという点ですが本サンプルにおいては影響があると考えられます。また、指数との比較では特に大きく連動しているようではなかったです。

 株価の変動率は当然ながら時価総額によって大きく変わりますが、ロウソク足の形状にも時価総額が大きく影響していました。

時価総額が100億以上の銘柄では、上髭が小さく比較的実体のある陽線で引けることが多いようですが、一方時価総額の小さな50億以下の銘柄ではいったん上昇したのち、始値付近まで株価が下がり大きな上髭を残す形で終了する傾向が強いようです。

時価総額の低い銘柄は、板が薄いので買いが入ると上昇余地も大きいですが、利確などの売りも多く入り株価が元に戻ってしまいます。なので、今回検証した10選!系の株探特集記事に保有銘柄が取り上げられた際には時価総額で利確判断をするのがよいかもしれません。


ただし、注意しなければならないのは今回の検証では、翌市場営業日のみを対象に調査を行ったので、その後のチャートに関しては未検証です。もしかしたら、上髭を付けた後に大きな上昇相場を展開している可能性もありますので気になった方は自分で検証してみてください。


また、株探の特集には多くの種類がありますので、どの記事に対しても今回の傾向があるかはわかりません。気になる特集記事があったらまた検証してみようと思いますが、気長に待ってください。

 

株探特集記事の影響まとめ

 

・    時価総額の大きな銘柄(100億円以上)では陽線引けが多い

・    時価総額の小さな銘柄(50億円以下)では上髭を付けて終わるもののザラ場中の高値は値幅が大きい

・    さらに後日の相場展開、その他の種類の特集記事の影響までは今回未検証

 

アノマリーを拾うスタイルの投資家たちにとって株探などの特集は諸刃の剣ですね。ただ今回の検証ではトップ特集記事を組まれた場合、時価総額の低い低位株を保有している投資家は利確が正解確率高そうです。今回の傾向を利用すれば、空売りや寄り付きでの参戦などいろいろな戦略が組めそうですね。


株探銘柄

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