今回は私がこれまでに最も苦戦をしいられてきた銘柄「9978.文教堂」について紹介します。

この銘柄の取引を通じて私は以下の3点を学ばせてもらいました。

①「アノマリー」は年々早まる
②「思惑で買われ、事実で売られる」の法則は真実
③「株は何が起きるかわからない」だからドルコスト平均法は有用

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文教堂GHDを通して学んだこと

①「アノマリー」は年々早まる

文教堂は書店チェーン大手の会社であり、関東地方を中心に展開している企業です。

なぜ私が文教堂を売買しているかというと、「秋のノーベル文学賞」に向けて毎年株価が上昇する傾向にあるためです。

☟文教堂の週足チャート
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このチャートから分かるように、文教堂は毎年ノーベル賞発表日の10月に向けて株価が上がり、発表翌日に暴落しています。このような周期性をアノマリーと言います。

なぜ文教堂が文学賞に向けて株価が上がるかというと、「村上春樹が文学賞を取るのでは。そうなると書店チェーンの文教堂に特需があるだろう。」という思惑です。

3月頃に仕込んで10月前に売れば毎年株価が2倍近くなるという美味しすぎる銘柄ですよね。

私がこの銘柄の存在に気付いたのは昨年の9月末、文学賞発表1週間前でした。
その時、株価は580円程であり、2016年の値動きを見たところ、発表日前日まで株価は上がり、最高値で631円を付けていたことから

「まだ上値の余地はある」

とスケベ心で購入してしまったのです。
しかし、購入した翌日から株価は急落、文学賞発表を私は持ち越しませんでしたが、それでも10%近くの損切りとなってしまいました。

このことから私は、
「毎年アノマリーが繰り返されると皆気付き始める→その分先回りの利確が増える」
という「アノマリー」は年々早まることを損切りと同時に学ぶことができました。

②「思惑で買われ、事実で売られる」の法則は真実

文教堂はまさに思惑で毎年買われていますね。では実際に村上春樹が文学賞を受賞したらどうなると思いますか?

私は一度高騰し、その後暴落すると思っています。

例えば2017年は日系イギリス人のカズオ・イシグロ氏が受賞しました。
この際、村上春樹ではありませんでしたが、長崎出身の日系人が受賞者であったことから文教堂への特需が期待されました。

それを受けて2017年の発表後の株価はどうなったのでしょうか。

2

発表があった翌日、8時からの板ははじめストップ高気配でした。
しかし結局、9時には前日終値とほぼ同じ株価で寄り付き、その後10%以上の暴落となりました。

まさに「思惑で買われ、事実で売られる」の法則の形になった訳です。
村上春樹が受賞した場合、その材料の大きさから一度は高騰するかもしれませんが、最終的には2017年と同じ運命を辿ると思います。

この法則は上手く利用すれば株価の動きが読める状態となり利益を上げやすくなります。

例えば去年で言えば、北朝鮮のミサイル実験により軍事関連銘柄が話題になりました。

私はこの時、

思惑=北朝鮮の記念日にミサイルが打たれるのでは?

事実=ミサイル発射

が成り立つと考えました。そして下記の作戦を取りました。

記念日の数週間前から買いポジションを取り上昇にあわせて利確:思惑の上げを利用

ミサイルが発射され高騰したところで空売りを行い短期で利確:事実の売りを利用

これらを繰り返すことで利益を上げることができました。
(Special thanks to 石川製作所 笑)

この取引に関してもいつかは記事にしたいと思います。

最後に繰り返しますが「思惑で買われ、事実で売られる」の法則は真実ですし、味方につければ最強の法則になります。

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③「株は何が起きるかわからない」だからドルコスト平均法は有用

これら2点のことを踏まえ、私は今年は2月から文教堂を購入しました。
発表日の充分前から保有することで安全に利益を得るためです。

しかし私は文教堂に一度やられた経験から「こいつは予想外のことが起きうる銘柄」と警戒していました。
そのためリスクを抑えるために2018年は2月から8月にかけて毎月分割して購入するルール(ドルコスト平均法)としました。

そしてなんと5月初めにその「予想外のこと」が起きてしまったのです。

『ノーベル文学賞、今年の発表見送り 委員家族の性的暴行疑惑で』

ノーベル文学賞の運営員会のスキャンダルにより2018年の文学賞が無くなってしまったのです・・・

これを受けて文教堂の株価は暴落

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この暴落で私は20%近くの含み損を抱えることになりました。

しかし先述したように8月までの分割購入を予定していたため含み損の絶対額は抑えられました。

更に言うと、私は一銘柄に全体の資金のうちの数%までしか投入しないため保有資産の評価損益が大きく下がることも無かったです。

これらのことから、2019年の発表に備えて残り半分の予定資金で年末から安く買い集められるからラッキーくらいの感覚でした。

これがもし、信用全力で文教堂のみを一括買いなどしていたら退場になりかねない大事故だったと思います。

このことから「株は何が起きるかわからない」だからドルコスト平均法(更に言うと分散保有)は有用について実感しました。

もうやめてくれ!更に予想外の展開

暴落して低位で安定した文教堂を見ながら「年末から安く買い集めればいいや」程度に思っていたのですが、先日更に予想外の展開が起きました。

『「新ノーベル文学賞」 最終候補に村上春樹氏ら4人』

なんと今年限定のノーベル文学賞に代わる賞が作られ、そこに村上春樹氏が最終候補に残っているというのです。

これを受けて文教堂は高騰
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一時ストップ高をつけ、私の文教堂の評価損益も一時的にプラ転しました。

私としては年末からしっかり買い集めたかったので、今回の高騰はあまり好ましくありません。

しかも「新ノーベル文学賞」というものがどれくらい思惑を生んでくれる材料なのかもよく分からず、今後が予想しづらい状況となってしまいました。

私のこのツイートからも予想がついていないことが伝わると思います☟

タカニキ@仕手株ハンター@make_life_rich

来週期待している銘柄は国際チャートとコスモバイオ

文教堂はもうよく分からんw
上がればラッキーくらいの感覚

2018/09/01 17:56:51

文教堂からは色々なことを学ばせてもらいましたが、本当に相性が悪いなと思います笑
まあそれも含めて私の実力なのでしょう。

最後に本記事で伝えたかったことをまとめます

①「アノマリー」は年々早まる
→早めの売買を心がけることが重要

②「思惑で買われ、事実で売られる」の法則は真実
→この法則を使いこなせれば大きな武器となる

③「株は何が起きるかわからない」だからドルコスト平均法は有用
→まずは勝つのではなく負けないような購入の仕方、ポートフォリオが重要

以上です。
私が無事に文教堂で利益を上げる日が来たら、またご報告させてください笑

本手法は「イベント投資」に分類されます。
他のイベント投資も記事で紹介していますので下記リンクを是非読んでみてください。

ではまた。

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