◯ 米国ETFの魅力

 アメリカで生まれた初めての ETF は、SPDR トラスト シリーズ1(SPY)です。ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが開発したこのファンドは、S&P500 に連動するもので、1993 年 1 月 29 日、アメリカン証券取引所に上場されました。

SPYの上場後、1994 年には SPDR 中型株トラスト シリーズ1(MDY)、1996 年にはバークレーズ・グローバル・インベスターズが運用する MSCI 日本など MSCI の各国インデックスに連動する ETF15 銘柄を初め 17 銘柄が登場しました。

 2000 年代に入ると ETF の上場数は爆発的に増加し、2008 年末には 728 に達しました。また、2003 年から 2007 年までの株価の上昇もあって、時価総額も順調に拡大しました。

1993年より生まれたアメリカの上場投資信託ETFは、現在700本程度まで増加しており、非常に多くの種類のものが用意されています。

その魅力は、地域別・セクター別、債券、コモディティ市場等、自分の投資したい対象に容易に分散投資できることにあると思います。

近年の米国投資ブームにより、日本においても知名度の高いETFが投資対象として一定の地位を獲得してきています。

例えば、バンガード トータル・ストック・マーケットETF(VTI:米国全体株)、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT:世界分散株式)、バンガード 米国高配当株式 ETF(VYM:米国高配当株)などは保有している個人投資家も多いのではないでしょうか。

かくゆう私も米国の株式に魅力を感じ、2018年より積み立て投資を開始しております。

ネットから簡単に情報を手に入れられ、優良なETFを手軽に買える時代になっていることに感謝ですね。日本では将来の資産形成を自己責任で行う風潮がまだまだ醸成されていはいませんが、いつかそれが当然の世の中になっているのでしょう。

そこで今回は自分の勉強も兼ねて、米国ETFのランキングより何本かをご紹介したいと思います。一般的にブログなどで挙げられるものは人気ランキングが多いと思いますので、今回はあえて別の定量的指標をもとにご紹介したいと思います。

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◯ ETFリターンランキング(2015~2018:過去3年)

リターンランキング
  1. First Trust DJ Internet Index FDN
  2. Vanguard MSCI U.S. Technology VGT
  3. U.S. Technology Sector SPDR XLK
  4. PowerShares Nasdaq-100 Index QQQ
  5. iShares MSCI USA Momentum Factor ETF MTUM

がここ3年間のリターン上位ランキングになります。いずれもハイテク、IT関連の大型企業を組み入れるETFとなっており、組み入れ企業もかなり似通った物になっています。

Facebook、Amazon、マイクロソフトなどの企業が近年いかに成長して株価を伸ばしてきたかを示す結果ですね。

全資金をこれらに投資するのはリスキーですが、VGT・XLK・QQQ・MTUMは経費率も低く、ハイテク関連に投資したい方なら選択肢に入れるべきかもしれません。

QQQはナスダック100指数連動で人気もあります。今をときめくGAFA好きなら外せないETFでしょう。

◯ ETFボラリティランキング(2015~2018:過去3年)

債券ETF
  1. Barclays Short-Term Treasury SHV
  2. PIMCO Enhanced Short-Term Bond (0.6yr) MINT
  3. iShares Barclays Inv Gr Floating Rate FLOT
  4. Barclays Low Duration Treasury (2-yr) SHY
  5. iShares Barclays 1-3 Year Credit (2yr) IGSB
  6. Vanguard Short-Tm Bond Mix BSV
  • Vanguard Total International Bond BNDX
  • iShares Core Total US Bond AGG
  • Vanguard Total Bond Market BND

ポートフォリオをディフェンシブに構成するなら外せないのがボラリティの低いETFになります。ほとんどが短期債券を中心とした商品がランクインしてきました。

ランキングとは別にリターンが高いBNDXと有名な債券ETF二種(AGG、BND)を載せています。AGGはウェルスナビにも採用されている債券ETFです。

動きとしては預金のような変動の低さが上位銘柄の特徴ですね。長期投資の出口を探る段階では組み入れ候補として強く意識しておくべき銘柄かと思います。また、大型米国ETFの特徴は流動性が高いことにもあるので、現金が非常に多く手元にあり、ディフェンシブに運用したいときには最適です。

また、多少ボラリティが上がりますが投資適格債券に総合的に投資できるのがBNDX、AGG、BNDとなります。これらは変動と引き換えに少しリターンが高くなりますので、ご自身のリスク許容度に合わせていずれかをトッピングするのもいいでしょうね。

いずれのランキングも商品の特徴は似通ったものでした。もう少し意外な物がランクインしてくるかと思いましたがそうでもなかったですね。

今回はデータの参照としてETF Replay.comを利用しました。スクリーニング機能に優れますので皆さんもETFを調べるときには参考にしてみてください。

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