昨日の記事で従業員持株会を必勝法とするコツを紹介しました。

従業員持株会の魅力と活用法!

私が従業員持株会を必勝法とするため行っている作戦は「毎月、上限いっぱい従業員持株会を積み立て購入し、100株たまり次第、即売る」でした。

これは会社から貰う奨励金分を確実に利益とするためであり、この作戦が通用するかどうかは、

①奨励金の割合

②売却ルール

の2点が重要です。

スポンサードリンク

従業員持ち株会の期待値!

奨励金の割合が高く、最低単元がたまってから売却可能となる期間が短いほど勝率は上がります。これらのルールは企業により異なりますので、私の提案している作戦の期待値は企業により異なります。

勤務先の上記2点のルールが分かれば、過去の株価データから期待値を推算することは可能です。

昨日の記事を読んで私も従業員持株会やってみようかな?と思った方が奇跡的にいるかもしれないので、今回は実際の計算例を示してみたいと思います。

実際の銘柄で計算してみよう

計算対象とするのは2914.JT(日本たばこ産業)です。JTは2015年の半ばから株価の下落が進んでおり、今年の2月にも15%程の下落が起きました。

JT 日足チャート
JT
さて、株価不調のJTでも従業員持株会では利益を出すことが出来るのでしょうか?

計算条件は

①2018年1月から購入開始

②毎月末に5万円積み立て購入

③奨励金は10%(毎月5千円追加)

④100株たまった翌月末に売却

としました。

②は実際には給料日の当日もしくは翌日に自動買い付けが行われることが多いようです。

それでは早速計算結果です☟
1
毎月、おおよそ15~18株を購入し、6月末の購入で100株を超える結果となりました。
この100株を7月末に売るとすると、7月末の株価は2937円ですので、293,700円になります。

では次に、100株たまるまでの自己負担金を算出します。
まず5月までは毎月5万円×5か月=250,000円です。

そして5月の時点で87.68株たまっているので、100株まで残り12.32株です。
12.32株の購入のうち、約9%は奨励金での購入となりますので、自己負担金は
2936円(6月末株価)×12.32株×(100%-9%)=32,877円
となります。

つまり、100株貯まるまでの自己負担金は
250,000円+32,877円=282,877円
です。

7月末で売却した場合は293,700円となりますので+10,773円、約+4%の利益となります。ちなみに奨励金も含めた100株までの投入資金は311,164円となり、約-6%の損失です。つまり、「奨励金の+10%効果」により通常マイナスとなる取引がプラスになっているということです。

また、「毎月、定額購入(ドルコスト平均法)が行える」という点も効果を発揮しています。

例えば1月末に100株を購入した場合、奨励金の10%があっても2月以降に売却しようとするとマイナスとなってしまいます。

通常、100株からしか購入できない日本株では、リスクを抑える購入方法であるドルコスト平均法が困難です。しかし従業員持株会では100株以下から毎月定額で株式を購入できるのです。これも勝率が上がる大きな要因と言えるでしょう。

従業員持株会における配当金と賞与の効果

また、実際には私が今回計算したよりも早く100株までたまります。なぜなら、配当金による株式の購入賞与による株式の購入が行われるためです。

従業員持株会も配当金が貰えます。ただし現金ではなく、配当金相当の株数で付与されます。これは保有株が100株以下でも付与されます。

また、賞与からも株式の購入が行われます。一般的には毎月積み立て額の2~3倍額の購入が行われるようです。3倍だとすると、月5万円積み立ての場合、賞与の際には奨励金だけで1.5万円分の自社株が貰えるということです。結構大きいですよね。

従業員持株会の期待値算出に必要な条件まとめ

計算の際に必要なのは、奨励金の割合売却ルールです。更に配当金分賞与分を含めることで、より精度の高い計算が行えます。

少しややこしい計算の話になってしまいましたが、従業員持株会は簡単に始められ、奨励金とドルコスト平均法の恩恵により勝率の高い制度となっています。ご興味があれば是非、計算してみてください。

【私の投資手法

仕手株待ち伏せ手法は高騰前の仕手株を事前に保有し高騰を待つ手法です。待ち時間を犠牲にローリスクでストップ高がとれるのが特徴で、2018年は+60%の成績です。
(参考記事☞仕手株待ち伏せ手法|2018年結果まとめ

優待先回り手法は株主優待の権利日に向けて株価が上がる現象を狙っての先回り保有です。
(参考記事☞優待権利日に向けて株価が上がる銘柄はこれだ!

励みになりますのでポチッと押してくれると幸いです

にほんブログ村 株ブログ 株日記へ