指数の構成

どうもタカニキです。

指数に連動するETFなどに投資を行った場合、結果的に多くの銘柄を時価総額で重み付けした形で保有することになります。例えばS&P500に連動するETFを購入した場合、組み入れ上位15銘柄は下記のようなものになります。

SlimSP500
引用元;https://emaxis.jp/pdf/geppou/253266/253266_201807.pdf, 2018年7月時点での時価総額を基準


これらをわかりやすくグラフ化したものが次の図です。

SP500

構成する500銘柄の内、15銘柄のみで25%以上を占める結果になります。つまり何が言いたいかというと500銘柄も分散購入しておきながらその実態は上位15銘柄の動向に大きく左右されることになるということです。

もちろん上位15銘柄の時価総額が大きいのにはそれなりに優秀な業績や業態であるからという理由が必ずあるので、大きな問題ではないかもしれませんが成長性といった意味ではやはり小型株に妙味があるかと思います。

<スポンサードリンク>


     時価総額加重平均はベストか?

多くの指数が時価総額加重平均を採用する一方、全銘柄を均等に扱う均等加重平均と呼ばれるものもあります。つまり、同じくS&P500を例にとると次のような分散の取り方になります。

均等加重

先ほどの15銘柄がちっちゃく縮こまってしまいました 笑
このような方法をとると全銘柄が本当に均一に分散して保有されます。結果的に、小型株の成長性を取り込めるようになるということです。

実際に均等加重平均を算出方法として採用する指数も存在し、それに連動するよう設計されているETFもあります。例えば、グッゲンハイム S&P500 Equal Weight ETFRSP)がそれに該当します。SP500の銘柄それぞれを0.2%ずつ買い付けることで全銘柄を均等に保有するように運用されています。

なぜこのようなETFが少ないかというと、全銘柄を均等保有しますので、非常に時価総額の小さい流動性の低い銘柄にも大きな資金で買い付けなければなりませんし、リバランスも比較的負担になり、運用が大変だからだと推測されます。実際、RSPの経費率も0.2%とSP500 のETFにしては高めになっています。

均等加重の成績

実績を見てみるとここ10年間ではわずかにS&P500の時価総額加重平均に勝っています。ただ直近の5年間ではほぼ同等の動きとなっており、GAFAなどの時価総額が高い銘柄でも小型株並みに株価が伸びていることが好調な要因と思われます。

どうですか?時価総額加重平均がベストかはわかりませんが(なんじゃそりゃ!笑)長期投資家は銘柄の選定時に少しはこの銘柄の分散方法を意識してみてはいかがでしょうか。

グラッチェ

励みになりますのでポチッと押していただけると幸いです。

にほんブログ村 株ブログへにほんブログ村 株ブログ 仕手株へにほんブログ村 株ブログ 米国株へ
<スポンサードリンク>