どうもタカニキです。

今回の内容です。

  • 米国株の配当再投資戦略
  • P&Gはどんな会社?
  • 過去を振り返ってみるP&Gの配当再投資利回り
スポンサードリンク

米国株の配当再投資戦略

さて近年人気の米国個別株投資。中でも米国株の配当再投資戦略はS&P500などの単純な指数連動のETFを上回る成績を残せる可能性のある手法ということで人気です。この投資法の魅力は事業の底堅さに裏打ちされた配当利回りと不況に強い地味目な株の動きです。

しかし、米国株のここ数年といえばリーマンショック以降、基本的に右肩上がりに上昇を続けていて、はっきりいって誰でもある程度のパフォーマンスは出せた時代ですし、どちらかというと強気相場では市場平均に劣りがちな手法であるため、真の実力はなかなか計れていません。

加えて、サラリーマンの実態に即した投資金額で結果を公開されている人はあまりいないように見受けられます。

ということで今回、米国株式でも配当再投資戦略において、サラリーマンが出すことのできる現実的な利回りを好景気・不景気時代とわけて検証していきます。

前回の検証記事
米国株式で描く配当再投資戦略 | コカ・コーラでみる実際の配当再投資利回り

今回対象としたのはアメリカの巨大企業P&Gです。

 P&Gはどんな会社?

P&Gはアメリカの大手日用品メーカーです。日本でもジェルボールやアリエール、パンパースなどの有名な商品を販売しているので知っている方も多いのではないでしょうか。逆にブランド名が強すぎて認知していない方もいるかもしれません。笑

このように強力な日用品ブランドをいくつも持ち、世界各国で事業展開しているP&Gは非常に強固なキャッシュフローを持ち、配当再投資戦略に採用されることの多い銘柄です。

過去を振り返ってみるP&Gの配当再投資利回り

ここでいう実際の利回り計算は、そこそこ普通のサラリーマンがちょっと頑張れば投資できる金額で投資を行い、アメリカ・日本の税金計算を適用した際の利回りのこととします。

また、次の図に示すようにアメリカ株式の時代を二つに分けて計算を行いましたITバブルが弾けて株価が回復するまで時間を要した1998~2007年を不遇の時代、リーマンショックがありながらも驚異的な速度で回復し、上昇基調となった2008~2017年を最高の10年としました。

実際に不遇か最高かは色々考え方があると思いますが、言葉の綾的なところもありますのでお許しください。

アメリカチャート

計算条件を書いておきますね。

  1. 毎年1月の最終取引可能日に終値で40万円分一括投資する
  2. 配当金は翌年の原資とする
  3. 配当にはアメリカの税金10%、日本の税金20%を適用する
  4. リターン計算の株価は2007年、2017年の最終取引可能日の終値とする
  5. 1ドルは105円で固定とする

NISAや外国の税金の免除申請などで省ける部分もありますが、ここでは一番リターンが低く出るようにしておきました。

さて結果です。

PG年利
PGリターン

長期投資先として安心してお金を預けられる結果ですね。そして面白いのは、こういった高配当銘柄かつディフェンシブと呼ばれる銘柄の代表格であるP&Gは株式市場全体で言えば不遇の時代の方が平均利回りがいいという点です。

つまり、現在の強気相場において利回りが市場平均に勝っていないという点は、P&Gを買わない理由にはなり得ないということです。むしろ今後の弱気相場に向けてポートフォリオに組み込んでおきたい銘柄の一つと言えるでしょう。

サラリーマンがボーナスをつぎ込むのには最適な銘柄の一つかもしれません。ただ、素人が個別株を自分で分散投資するなら銘柄は10個前後に分散するのが鉄則です。くれぐれもこの結果を過信してP&G一本に強気に投資することは控えてくださいね。