インドネシア株への投資における懸念

どうもタカニキです。今回は、インドネシア株式投資を考える際に注意すべきことについて考えたいと思います。
 
インドネシアなどアジアの新興国は、人口増加に伴う経済発展が著しいのが特徴です。
 
そのような国の株価は、市場全体で見ても確かに大きな成長をしています。アメリカの強気相場が始まる前の時代では、中国やブラジルなどの新興国株式への投資がブームになったこともありました。
 
最近では、フィリピン、インド、インドネシア、少し成長も落ち着いてはきましたがタイやシンガポールなどもまだ人気の投資先かと思います。
 
私自身もインドネシアという国に魅力を感じ、割合は低いもののいくらか投資を行なっています。
 
★過去のインドネシア記事★
 
このような新興国株式への投資に際しては、インフレ率に注意しなければなりません。
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     インフレ率と株式リターン

インフレとは直接的には物価上昇を示しますが、自国以外の国と自国の関係を考えるとそれは通貨安に繋がることになります。
 
単に株価の上昇が自国通貨にした際のリターンにならないことに注意しなければなりません。
 
例えば、株価が2,000インドネシアルピア(IDR)から2,200 IDRに上昇したとしましょう。この時1 IDRが0.008円から0.00727円に安くなってしまうと我々の自国通貨である円に換算すると全く利益が出ていないことがお分かりになるかと思います。
 
これが例えばドルであったならば、ドルを円に変えず保有し続けても使い道があるかもしれません。しかし、新興国における通貨は大体の場合信用が低いため世界的に使用しづらく、円に戻すことは現在のところ必須の作業かと思います。
 

     インドネシア市場の株価とルピアのインフレ率

インドネシアに投資する際、私も一応この点は念頭に入れており、長期的にはある程度のリターンが期待できると判断し、投入金額は小さいながら投資を実行しております。
 
インドネシアインフレ率
ジャカルタ指数の年平均の成長率と通貨のインフレ率は、
 

・直近20年平均で成長率14.5%、インフレ率9.9%

・直近10年平均で成長率16.0%、インフレ率5.4%

となっています。インフレ率の値がそのまま通貨の高安を表すわけではないのですが、そこそこのリターンは期待できるかなと考えています。
 
ただし、運用上の投資先の選定には注意が必要です。次に示すグラフはジャカルタ総合指数とジャカルタ全株式に投資するアメリカETF:EIDOのチャートになります。

J総合

EIDO
このようにジャカルタ指数とドル運用のETFでは大きく成績が乖離してしまっています。このことは、インドネシア株式の細かい売買や大きな金額での取引、為替リスクが想像以上に難しい、リスクが高いことを示唆していると私は考えています。
 
つまり、個人投資家がインドネシアなどの東南アジアの新興国に投資する際には、①売買を頻繁に行わない②長期的な目線で少額を投資するといった点に留意しなければなりません。そうしなければ手数料や流動性の低さから想像以上に運用上の経費で損失を被ることになるかと思います。
 
実際に経済成長していることは確かなので、余裕資金から少額で投資を行うならば、長期的にはリターンが見込めると私は考えていますが、インドネシア同様他の新興国への投資を行う際には注意が必要です。
 

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