インドネシア株を買った理由

今回の記事は私がインドネシア株を買った理由です。また、投資の際考えなければならないリスクと注目おすすめ銘柄の紹介もしたいと思います。

インドネシア株を買った理由は3つあります。1つ目は人口、2つ目は経済成長(GDPの伸びしろ)、そして3つ目は通貨の落ち着きです。

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  インドネシア株を買った理由① 現在の人口と今後の増加

人口は経済の根源的なもので、人口が多ければ多いほど経済は発展余力があるものと考えられます。

インドネシアは既に人口約2億5千5百万人を有し世界第4位を誇る人口大国でありながら、今後も年率2%ほどの成長が見込まれています(IMFによる推計)。

人口ピラミッドを見ても国民平均年齢は25歳と非常に若く、経済的に伸び代のある世代がインドネシア経済を支えてくれると予想できます。

     インドネシア株を買った理由② 経済発展(GDPの伸び代)

経済力を示す一つの指標であるGDPを考えてみます。インドネシアのGDPはアジア通貨危機なども乗り越え加速度的に増加しており、現在アジアで5位のポジションにあります。

GDPは人口×一人当たりが生み出す付加価値で計算されます。つまり、人口が伸び、一人当たりが生み出す付加価値(一人当たりのGDP)が増加することが経済発展の大きな要素です。ここで先に挙げた人口の順調な増加が大きく寄与してくると考えられます。

では、一人当たりのGDPはどうでしょうか。2018年のインドネシアの一人当たりのGDPは3,800USドル程度となっています。これはブラジルの9,000USドルの半分以下であり、まだまだ大きく伸びる余地が多いものと考えられます。

つまり、インドネシアは人口面でも一人当たりのGDPの面でも大きく成長し続ける余力があり、これが経済的な伸び代が多い魅力のある国であると考える理由です。

   インドネシア株を買った理由③ 通貨の落ち着き

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日本から外国に投資する際に忘れてならないのは通貨の問題です。
かつてのインドネシアルピアはインフレが激しく、これがインドネシアの投資を難しくしている最大の問題でもありました。

 

しかし、近年のチャートを見てみる以前に比べれば大分チャートが落ち着いてきています。

ルピア

もちろん緩やかな下落トレンドとなっていますので、全く安心というわけはありません。しかし、ジャカルタ市場の株価の利回りと比較すると、この通貨安は十分吸収できる水準になってきていると考えています。

  インドネシア株投資は長期で

以上の3つの理由を考えればインドネシアの長期的な株価見通しは期待できると考え投資に踏み切っています。ただし、以下のリスクを考えると短期的な取引ではなく、かなり長めの時間軸での投資が最適だと考えており、10年単位での投資を見ておく必要があると思っています。

それでは次はインドネシア株への投資を考える際のリスクについてです。

  通貨リスク

先ほど買いの理由にあげた通貨の話は、リスクとしても考えられる話です。

基軸通貨であるドルが利上げされている現在、新興国の通貨(トルコリラ、アルゼンチンペソ、インドネシアルピアなど)は軒並み通貨安のリスクを抱えることになっています。2018年前半よりは
大分落ちつてきましたが、この点は承知しておく必要があります。

  地政学的リスク

インドネシアは多民族国家で、国民の87%がイスラム教徒と言われております。中東の国々では宗教を起点にした紛争が絶えない地域もありますが、インドネシアはイスラム教徒がヒンドゥー・キリスト教徒といった他の宗教と上手く共生できている珍しい国だと思います。

しかしながら、2018年5月14日に起きたスラバヤでの自爆テロや、2年前のジャカルタでのテロなど、地政学的なリスクがあるのも事実です。

  天災リスク

そしてもう一つが天災リスクです。インドネシアは日本同様に太平洋の島国であり、常に地震と津波のリスクにさらされています。天災ばかりは避けては通れない道なのでしようがないのですが。。。

現在順調に整備されてきているインフラを天災により崩壊するようなことがないことを切に願うばかりです。

  最後におすすめ銘柄

ということでインドネシアの魅力とリスクについて理解していただけたでしょうか?もしインドネシアに興味を持っていただけたなら幸いです。最後におすすめ銘柄を載せておきます。

□   BBCA バンク セントラル アジア

1957年設立、個人・企業向けにサービスを展開。インドネシアの民間最大手の商業銀行。1998年のアジア通貨危機の際、インドネシア政府が同行を国有化。その後2000年に上場。デビットBCA、Tunai BCA、ネット・バンキングのKlikBCA、モバイル・バンキングのm-BCA、EDCBIZZなどのサービスを提供。シャリア・バンキング、バイク・ファイナンス、保険、キャピタルマーケットなどの事業も行う。
 
□   BBNI バンク ネガラ インドネシア

バンク・ネガラ・インドネシアは、1946年に創業されたインドネシアの国有銀行。特に、農業、通信、電機、小売・卸売、石油・ガス・鉱業、エンジニアリング・建設、食品・飲料、化学など成長ポテンシャルの高いインドネシアの主要8産業にフォーカスし、成長のサポートを行ってきた。インドネシア経済の牽引役でもある中小企業への支援も行い、貸出を増やしている。また、同行は個人顧客向けのニーズに合わせたサービス提供を行い、個人顧客のライフパートナーとなっている。2016年末現在、総資産は603兆ルピア、従業員数は28,184人、国内外に支店など1,880のネットワークを有し、ATMは17,056を数え、海外はNY、ロンドン、東京、香港、シンガポール、ソウルに拠点を展開している。

□   BBRI バンク ラヤット インドネシア
バンク・ラクヤット・インドネシアは、1895年に設立されたインドネシア最古の銀行。同社が提供するサービスには、クレジット、貯蓄、クレジットカードやインターネットバンキングなど。また、証券サービス、金融、生命保険と、シャリアの原則に基づいた資金調達などを展開。 2011年12月末時点で、国内に168の支店、912の国内出張所、さらに、シンガポール、香港、東京、ロンドンにある4つの海外支店、ニューヨークの駐在員事務所をもつ。
 
□   BDMN バンク ダナモン インドネシア
インドネシア大手商業銀行2位。時価総額で5位の金融機関である。ジャカルタに本店があり、1400以上の支店と700台以上のATMを展開している。行員数は13000名以上。総合バンクサービス以外にも金取引、クレジットカードの発行業務、イスラム金融商品も扱っている。三菱UFJ銀行が株式の40%を取得している。

□   BMRI バンク マンディリ
インドネシア最大の国営商業銀行であるBank Mandiriは1998年に政府の銀行再構築プログラムの一部として設立され、1999年に4つの国営銀行が合併し誕生した新しい銀行、政府持株比率は60%である。主に中小・零細企業向け融資、商業銀行、法人銀行、トレジャリー、インターナショナル・バンキング、消費者向け金融などの金融サービスを展開して2003年にインドネシア証券取引所で上場した。
 
□   ICBP インドフード CBPサクセス マクムール
インドフード・CBP・サクセス・マクムールは、インドネシアの食品製造会社。原材料の生産から市場における消費者向け製品販売などを行う。事業活動は、4つの事業グループに分類され、消費者向けブランド製品事業グループ(麺、乳製品、調味料、スナック食品、栄養、特別な食品、包装、輸出で構成)、ボガサリ(小麦粉の生産)、アグリビジネスグループ(農園や食用油脂で構成)、流通事業グループ(当社製品の流通をカバー)からなる。 2011年12月末時点で、インドネシア、英国バージン諸島、モーリシャス、シンガポールに21の子会社を持つ。
 
□   ITMG インド タムバンガラヤ メガウ

インド・タムバンガラヤ・メガウはインドネシアを拠点とする石炭鉱山企業。石炭製品の製造のほか物流およびマーケティングなども展開。タイにも拠点を持つ。配当利回りが10%程度と高い。

今後はインドネシアの個別企業の紹介や私の投資成績についても継続して発信していくのでよろしくお願いします。