超資本主義国アメリカが最強の長期投資国

なぜ長期投資に最適な国はアメリカなのか?それはアメリカがもっとも資本主義を体現し、国益のために合理的な判断をするからです。

サラダボウルと言われるほど多くの人種の人がいる多民族国家で資本主義をもっとも体現する国アメリカ

多くの先進国は資本主義ですが、自国の国民の格差を是正するため資本主義経済に政府が介入し富を再分配しようとします。

資本主義とはピケティが証明したように格差が拡大していくように設計されているため、資本主義を修正しようとすることは結果として経済合理性から外れた行いをすることになります。

例えば、環境に配慮し原価の高いエコ素材の使用を強制したり、電力源として自然エネルギーの利用を推奨したりする行為です。

これらは安い資源を利用し、消費者にできるだけ安くサービスやモノを提供することとは相反していますが、消費者側がその理念を理解し、供給されるサービスが高くなってしまうことを認めて初めて容認されます。

しかし、アメリカは多民族国家であり、人種もバラバラなため、このようなある高水準での国民の合意形成が必要な政策にはかなりの負担が生じるため、無理をした国家の介入はあまりしません。

ヨーロッパのように各国の人種がある程度同じで、環境にお金を払う意思が比較的高い割合で統一されている地域でしかうまくいかないと思います。

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     なぜ資本主義だと長期投資に向いているのか

みなさんアメリカの著作権が何年保護されるか知っていますか?
著作権の保護期間は原則として「著者の死後70年」、法人著者の場合は「発行後95年間」または「制作後120年間」のどちらか短い方と適用されるとなっています。

ミッキーマウスの著作権が最初に失効しそうになった1976年、ディズニーのロビー活動によりそれまでの「作品発表から56年間」の代わりに、ヨーロッパ基準である「著者の死後50年間」が適用されることとなりました。

そして、その後もディズニーの著作権が失効しそうになる度に著作権の保護期間は延長されていき、現在の保護期間になっています。

アメリカはアニメ史上世界最強の利権であるディズニーのミッキーマウスを保護することで、自国への税収が維持され(ディズニーは租税回避策などを取らずアメリカに多額の税金をきっちり納めている)、国益につながると判断し、このような法の変更をやり遂げます。(もちろんロビー活動あってこそですが…)

さらにアメリカはこのような著作権の保護期間を国際的な基準にしようと各国と著作権を含む知的財産権のルールを作ろうと動いています。

このように経済合理性で国を強く動かしていくのがアメリカという国なのです。

かつては貿易赤字に苦しむアメリカがそれまで固定相場だったドル円の為替相場に対して強引にプラザ合意までこぎつけ円高にしたり、最近では韓国に圧倒的不利な自由貿易協定を組ませたりと力技で国益を掴んでいきます。

世界のルールを自国の経済に最適になるように設計し、それを強制していく力があるのがアメリカです。アメリカが最強の資本主義経済の権化である以上、世界の富はアメリカに集中していくことがわかっているからアメリカは世界でもっとも安心して長期投資できる国なのです

グラッチェ

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