これまで快進撃を続けてきたひふみ投信。ですが私はひふみ投信をこれから買いたいと思いません。

保有している人には『今すぐ解約すべき』と言いたい程です。

その理由はひふみのこれまでの成功戦略に変化が見えてきているからであり、それが原因と考えられる成績の悪化が見られるためです。
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ひふみ投信を買わなくていい理由

ひふみ投信

破竹の勢いで加入者の資産を増やしてきたひふみ投信

これまでひふみ投信が成功してきた理由は時価総額の小さな中小型株の成長をうまく取り込んできたことにあります。

しかし、最近では純資産総額が大きくなりすぎたため、この戦略そのものの見直しが図られています。

これが今のひふみ投信を買わなくていい最大の理由になります。

ひふみ投信の純資産の推移をみてみましょう。2012年純資産総額は33億円程度だったのが、2015年には965億円、2018年には1350億円と凄まじい勢いで伸びています。

2012年から2018年にかけて基準価格は3倍となっていることを加味しても、良好な運用成績によって投信へ資金が多く流入していることがわかります。

また、純資産の増加に伴い、資産の構成は大きく変化していっています。

市場別の構成比を確認してみると2012→2015→2018年の間に、

  • 東証一部:79→84→80%
  • 東証一部以外:21→16→5%

と大きく変化していっています。また、2018年には海外株式として主に米国株が11%ほど組み入れられています。

抱えているお金が大きくなりすぎたため、流動性の小さな小型株を組み入れるのが困難になってきており、行き場を失ったお金の投資先として米国の大きな企業が組み入れられているという現状です。

名称未設定

2018年10月時点での海外株式の組み入れ銘柄。フェイスブックやマイクロソフト、ビザなどの大手企業が並ぶ。

つまり、ひふみ投信は投信として成功を納めたが故に、図体が大きくなりすぎてこれまで成功してきた戦略を取れなくなってきているわけです。

多少TOPIXなどの大型銘柄で構成されるベンチマークよりも成績がよくなる可能性はありますが、これまでのような大きなリターンを納める難易度ははるかに上がってきていると考えていいと思います。

それならインデックスファンドで良い

大型銘柄の構成割合が増えてきたとなると考えなければならないのはTOPIXやS&P500といった大きな指数を対象としたインデックスファンドとの比較です。

現在、ひふみ投信は約1%の信託報酬をとっていますが、大きな指数を対象としたインデックスファンドは信託報酬はだいたい0.3%程度とここではインデックスファンドに分があります。

加えて、長期投資を考えた場合ひふみがこれまでと同じパフォーマンスを出せるかどうかはファンドマネージャーの判断に全てが委ねられることになりますが、インデックスファンドにはそういった不安はありません。

純資産総額が大きくなりすぎ、独自路線で成長性の高い銘柄を選定するのが難しくなってしまったひふみ投信は、今後さらに大型銘柄に構成割合が寄っていってしまうことも考えられます。

結局、高い信託報酬を払って時価総額の大きな銘柄に投資するならインデックスファンドでいいだろうとなってしまうわけです。

これまでのひふみ投信が素晴らしい投信であったことは疑うまでもないですが、その人気によってジレンマを抱えている状態では投資対象として魅力が半減しています。

普段投資に興味のない人たちまでもがひふみ投信に興味を持ち始めた最近の動向を見ると、ここらが天井なんではないかと思ってしまう側面もあったり… 笑

(そういえば最近ひふみのアフェリエイト広告が増えてるような…笑)

小型株の成長も取り込みつつ、長期投資の成績を安定させたいなら楽天の全米株式VTIの投信や、米国のVTIを直接買い付けて積み立てていくのがいいでしょう。

手っ取り早く儲けたい、市場平均よりもずっと高いパフォーマンスを、と欲張って成功する可能性は低いのですから、市場平均を長年維持し続ける投資戦略をとってもいいのではないでしょうか。


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