金貨

代表的なアセットクラスとして株式債券不動産コモディティキャッシュがあります。これらのアセットを自分のリスク許容度に合わせて組み上げるのが投資の基本となります。

リーマンショックの裏舞台を描いた映画『マネーショート』。格付けの低いゴミ債券が、格付けの高い債券とまとめて商品化され、ありとあらゆる金融機関にばら撒かれていたことが引き金となりリーマンショックは起こりました。


これを見ると金融商品の詳細を知らない個人投資家がこのような暴落を予期し、事前に回避行動を取ることの難しさがわかります。

どんなアセットクラスも一時的な下落は避けられませんが、どのようなときにどのような挙動を示すか知っておけば、自分の理想のアセットアロケーション(資産配分)を構築することができると思います。

そこで今回は、各アセットが金融恐慌時にどのような挙動を示すのか確認してみました。

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式・債券・不動産・金の値動き

アセットとして株式、債券、不動産、金を取り上げて挙動を見てましょう。現金は言わずもがなインフレの影響のみを受けるのでここでは割愛します。

それではまずリーマンショック時の値動きを確認し、次にITバブル崩壊と同時多発テロ時の値動きも見てみましょう。

リーマンショック

株式としてはSPY、債券としてはBND、不動産としてはIYR、金としてIAUをチョイスしています。

株式と不動産は同じような動きを示し、金、債券はそれらと異なる挙動を示してますね。

 
不動産は株式よりも変動が大きいですが配当金が高いのが特徴です。
リーマンショックは住宅ローン債券が発端ですから当然最大下落となっています。

債券、金は暴落への耐性が強いようです。また、債券は当然ですが変動が期間を通じて一貫して小さいのが魅力です。

下落はば

ITバブル崩壊と同時多発テロ

次は2000年から2003年に至るITバブル崩壊と同時多発テロ時の株式市場の暴落時の値動きです。ETFは比較的最近の金融商品のためこの時期の値動きはETFの値段で一括比較できませんでした。ご了承ください。
 
まずは不動産と株式です。この2つはETFで比較しました。
不動産と株式
株式はITバブルの崩壊からテロ発生によって−40%ほど下落しているのに対して不動産の価格は順調に上がっていきました。
 
やはりリーマンショックの時は住宅債券がらみだったことが、不動産と株式の動きが同じだった理由のようですね。
 
次に債券と金です。
金
beikoku10nennsai
(上図)金の市場価格(下図)米国10年債の価格

 

2000~2003年ごろ、金の価格は停滞していましたが、株式市場から資金が流出し、金に流入したためその後急上昇しています。
 
また債券はITバブル崩壊の引き金となった利上げもあり、価格としては下落しています。

リーマンショックの時と異なる挙動を各アセットで示していることがわかりますね。

が最も変動が激しく暴落しやすい

どんな世界的な出来事もまずは株価に影響します。そのため株式は最も変動が激しく、最も下落が生じやすいとも言えるでしょう。

逆に株価が上がる局面では株式市場に資金が流入し、下がる局面では株式市場の資金が他の資産に流出するのでそれぞれのアセットが補完関係にあることが理解できたかと思います。

イベントの内容によって各アセットの挙動は異なります。これら各アセットを組み合わせることで長期投資の変動が抑制され安定するということが頷けますね。

長期てみれば株式が最もリターンが大きいので株式を中心に各アセットを自分のリスク許容度に合わせて組み入れましょう。

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