ビックマック指数とは、マクドナルドのハンバーガー・ビックマックの価格を用いて各国の貨幣価値を測るために考案された指数のことです。

同一の商品であれば、全世界どこでも同一の価格であるという「一物一価」という考え方にもとづいた指数になります。

もちろん各国には独自の税制や食習慣もありますし完全に貨幣価値を測ることができるわけではありませんが、同じ商品がどのような値段で売られているかを見ることで各国の経済事情が垣間見えるわけです。

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2019年の日本のビックマックはタイの値段より安い!?

データ引用:世界の経済ネタ帳

2019年のビックマックの日本における値段は390円。

北欧やアメリカといった物価の高い国はもとより、この値段は韓国やタイといったほかのアジアの国のビックマックの値段より安い値となっています。

タイなどのアジアの国は経済成長を背景に年々物価が上昇しています。一般的に経済成長があればインフレが少しずつ進んでいきますのでこれは当然の結果です。

タイにビックマックの値段で抜かれたのは2015年。2000年の時点では半額だったビックマックの価格は、もはやタイの方が高くなっています。

ビックマックの値付けはマクドナルドという民間企業が行っていますので、各国の販売戦略によって大きく左右される面があります。

しかし、まだまだ日本より格段に物価が安いタイという国においても、日本より高い値段でビックマックが売れると判断されたということになります。

日本は20年間深刻なデフレに悩まされ続けてきましたが、ビックマックの価格でもその実態が浮き彫りになった形です。

ンフレが起きない国・日本

日銀は明確にインフレターゲット2%を目標に掲げ、異次元の金融緩和を行ってきました。しかし、結果として日本の物価はあまり上昇をみせていません。

かつてはハイパーインフレがなんちゃらかんちゃらと騒がれやり玉に挙げられていたのですが、結果はインフレどころか最近ではマイルドにデフレ方向に逆戻りしてしまう有様です。

これには日本人の値上げに対する過剰なアレルギーや賃金の上がりにくい雇用体系、人口減少による需要の低減など日本特有の要因があり、日本はデフレ体質にどっぷり染まっています。

ビックマックの価格比較において、一物一価にもとづけば日本円はドルに対して30%以上割安に評価されています。

しかし、人口減少による購買力の低下が激しいデフレ体質日本ではこれ以上の経済成長が期待されていないため、今後も日本円の評価は長い目で見れば下がっていくことが予想されます。

分散投資は投資の基本ですが、日本円の資産だけではなく、今後はドルなどの外貨資産も保有しておくことがリスクマネジメントの観点からは必須かもしれません。

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