長期投資を実施する際、多くの人はセクターを分散させ一つのセクターに集中しないように気をつけていると思います。個別株で投資を行う場合はそれほど多くの数の銘柄に投資することはせず多くとも10個程度の銘柄に分散することが多そうです。

 
高配当銘柄の配当再投資を行う場合には、高配当で利回りの高いセクターやキャッシュフローの安定した業種のセクターは限られるため、結果的に10個程度の個別株の分散投資では投資先のセクターに若干の偏りが生じる可能性が高いのではないでしょうか。
 

そこで今回は過去の歴史を振り返り、比較的大企業で倒産してしまったもしくは現在も企業活動を行なっているが破産申請を行なったことのある会社を調べてみました。

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日本で倒産・経営破綻した大企業

今回の倒産企業データはいずれも「いちらんや」さんのページより引用させていただきました。

まずは規模の大きな日本企業で経営破綻したもののリストです。

日本企業倒産

アメリカで倒産・経営破綻した大企業

続いてアメリカで倒産した企業の中で大規模なもののリストです。

アメリカ倒産

倒産企業の特徴とセクター分類

これらの企業をセクター別にまとめたものが次のグラフになります。

セクター

金融セクターが圧倒的です。だいたい世の中の不況の煽りを真っ先に受けるのは金融業です。そのため、金融業が最も倒産リスクのある業種なのかもしれません。

一方、そのほかの業種では資本財が目につきます。続いて不動産などです。

これらの業種は、売っているものやサービスに巨額の資金を要することが特徴で、結果的にレバレッジをかけた財務体質になっているのかもしれません。

例えば、航空業界では旅客機を購入するのに多くの資金が必要ですし、セクターは異なりますが半導体などの装置産業も同様の特徴を有しています。設備投資による負債が多くなりがちなので事業が不振となり売り上げが落ちると一気に苦しなくるということでしょうか。

今回のデータは全ての倒産企業を対象にしたわけではないので、断言できることは少ないと思いますが、少なくとも金融セクターが最も倒産する大企業の多いセクターであることは言えると思います。

個別株の投資においてある程度銘柄数を絞る際に、金融セクターの銘柄とどちらを組み入れを迷うことがあれば参考になるデータかもしれません。

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