長期投資を一括投資にするか積立投資にするか。これに悩む人は多いのではないでしょうか。

手数料を考えた場合、売買回数の少ない一括投資のほうに分があります。また、リターンに関しても総投資額が同じ場合、一括投資のほうが積立投資に比べて大きくなります。

例えば、S&P500をベンチマークするETF・IVVに2004年から2018年現在までの15年間投資をする場合を想定し、総投資額64,000ドルを一括投資するか積立投資するか比較したとき、そのリターンには大きな違いが生じます。

一括投資と長期投資

積立投資が最終的に2.5倍に資産が増加するのに対し、一括投資した場合には資産は3.0倍まで増加し、かなりリターンに開きがでてきます。

配当を再投資するなどした場合これ以上に差が開くことは明らかで、リターンという点において一括投資が有利なことは覚えておいた方がいいでしょう。

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「一括投資か積み立て投資か」考慮すべき要素

括投資と積立投資する場合、もうひとつ考慮すべき点があります。それは資産の変動の大きさです。

一括投資は最初に資産を全投入しているため、暴落などによって資産価値に大きな変動が生じた場合、メンタル面で投資を続けられなくなる可能性が生じます。

また、運悪く投資初期にリセッションに遭遇すると、長期間含み益の出ている状態にはならないかもしれません。これもまた投資をやめてしまう要因になります。

一方、ドルコスト平均法で積立投資する場合、資産価値の変動はかなりマイルドになりますのでメンタル面での負担は大きく軽減されます。

長期投資でもっとも重要なことは、「投資をやめないこと」です。

例えば、リーマンショックなどの歴史的な暴落では株価は平気で50%の下落をみせます。これで長期投資をやめてしまう可能性のある人はぜひとも積立投資にした方がいいでしょう。

とはいえ、何十年にも及ぶ長期投資の費用を一括でしょっぱなに投資できる人はなかなかいないかもしれません。笑

最初に投入する金額は可能な限り多くすることがリターンの最大化につながるが、メンタル的に投資をやめるリスクも高まるという理解でいいと思います。

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長期投資におけるリターンリスクの変動要因を理解しておこう

一括か積立かといったことだけがリターンやリスクをコントロールする術ではありません。株式と債券でポートフォリオを構築するなどアセットアロケーションもその方法の一つです。

キャッシュというのは最も柔軟な資産であり、リターンだけに着目して一括投資することには投資という観点以外のリスクもあるかもしれません。

例えば、余裕資金でやっていたつもりが全く予想外の入用が生じてしまったときに対応できないなども考えられます。

自分の資産状況やライフプランと照らし合わせよく吟味したうえで投資の方法は決めるのが無難でしょう。

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