イノベーション

イノベーション指数と呼ばれる指数があります。今回はこの指数が株式投資の銘柄選定に役立つか考えてみたいと思います。

企業が富を生み出す源泉はイノベーションによる革新です。イノベーション指数が本当に競争力を有している企業を見分ける指標になるとしたらきっと投資先の選定にも有用なデータになるでしょう。

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イノベーション指数

イノベーション指数とは、 米中の大手IT企業や日本の自動車大手など国内外の約320社について、企業同士の競争力を比較するため組織力・価値想像力・潜在力を評価する18個の項目を数値化した、一橋大学と日経新聞が作った指数のことです。☞『イノベーション指数 競争力の源を読み解く

組織力・価値想像力・潜在力を評価する18個の項目は、
  1. 外部取締役の割合
  2. 女性取締役の割合
  3. 取締役の平均年齢
  4. 取締役数
  5. 時価総額
  6. 時価総額の5年増加率
  7. 営業利益率
  8. 営業利益率の5年増加率
  9. 営業利益
  10. 営業利益の5年増加率
  11. 海外売上比率
  12. 海外売上比率の5年増加率
  13. 研究開発費
  14. 研究開発費の5年増加率
  15. 販管費
  16. 販管費の5年増加率
  17. 設備投資
  18. 設備投資の5年増加率

となっています。

イノベーション指数TOP20社の構成

イノベーション指数TOP20社の顔触れは次の通りです。赤字は米国企業外からのエントリーになります。

  1. Facebook
  2. Amazon
  3. アルファベット(Google)
  4. アップル
  5. ネットフリックス
  6. マイクロソフト
  7. インテル
  8. AT&T
  9. アリババ集団
  10. エヌビディア
  11. トヨタ自動車
  12. クリスチャンディオール
  13. ロイヤルダッチシェル
  14. ジョンソン・エンド・ジョンソン
  15. マイクロンテクノロジー
  16. サムスン電子
  17. ブロードコム
  18. ノバルティス
  19. グラクソ・スミス・クライン
  20. ASML

ほとんどが米国企業となっています。米国恐るべし…

ではこれらの銘柄で構成するポートフォリオが、ナスダック100指数に連動するETF・QQQと比較してどのような成績になっているのかみてみましょう。

イノベーションポートフォリオの成績

今回はアメリカ市場では買えないサムスン電子、クリスチャンディオールを除く18社で均等割したポートフォリオを構成し、近年好調なナスダック100指数に連動するETF・QQQと比較しています。

また、お気づきの方も多いと思いますが上位5社の影響があまりに大きいため、そのほかの13社を均等に構成したポートフォリオも作って比較しています。

PF

さて、それでは結果をみてみましょう。ドンッ!!

イノベーションpF

イノベーション指数ポートフォリオ強し!上位陣を除いたポートフォリオ3も健闘しています。

ただし、イノベーション指数の算出項目には近年の時価総額増加率も加味されていますので、これら企業群はそもそも最近株価が好調に推移した企業を抽出した集合であるともいえます。

つまり、この結果は当然といえば当然の結果かもしれません(なんじゃそりゃ)。

しかし、イノベーション指数は時価総額(株価)以外の項目も多分に採点している指数なので今後の中期的な展望の明るい企業群であることは固い予想だと思っています。

この指数が株式投資の銘柄選定に役立つか?という問いに対しては未来を約束するものではないが優良企業を選別する指標としては使えるという結論かなと考えています。

マニアックに分析するなら時価総額の点数を引いたランキングを集計するというのも案の1つでしょう。

データは使いようなので皆さんもイノベーション指数を株式投資に役立つか考えてみるのもおもしろいかもしれません。

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