日本株へのインデックス投資をする際に指数として用いられることの多い日経平均とTOPIX。実はこれらの2つの指数はまったく中身が異なるので注意が必要です。

日経平均は株価平均で算出されるのに対してTOPIXは時価総額加重平均で算出されています。このような背景から指数を構成する銘柄の割合には大きな差異があるのです。

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日経平均とTOPIXの中身を比較してみよう


まず両指数の構成割合TOP10の銘柄を比較してみましょう。

構成銘柄TOP10(上:TOPIX、下:日経平均)
図1

TOPIXはトヨタ自動車の割合がやや多いもののTOP10内のその他の銘柄の構成割合は比較的均等になっています。

一方、日経平均はファーストリテイリング(ユニクロ)がなんと10%もの割合を占め、その他の銘柄もかなり割合にばらつきがあります。

続いて、構成する業種の割合(企業数基準)も比較してみましょう。

TOPIX

日経

いずれの指数も全業種に分散がされており特定のセクターが強いというわけではありませんが構成割合がかなり異なります。

TOPIXが東証1部上場企業すべての銘柄で構成されているので、この割合が日本を代表する企業の業種割合ということです。

日経平均は東証1部の構成とは異なる点は知っておきたいところですね。

日経平均は日経が選出した企業の株価平均指数であるため、変動の割合が同じでも値嵩株の絶対的な値幅は大きくなってしまいます。

よって総じてTOPIXよりも値動きが激しくなる傾向にあると推測されます。

日本経済新聞社が作成する「日経平均株価構成銘柄選定基準」によれば、① 市場流動性の測定(高流動性銘柄群の決定)② 市場流動性低下銘柄の除外(絶対除外基準)③ 市場流動性が極めて高い銘柄の採用(絶対採用基準)④ セクターバランスを考慮した銘柄の採用・除外(相対採用除外基準) によって銘柄が選定されています。

株価平均なのに選定銘柄の値がさが気にされていないことがかなりの気がかりです。

同じく株価平均を採用しているダウ平均は銘柄の値がさも基準としてあります。

TOPIXに比べて日経平均は日本経済新聞社が選定する銘柄を運用するアクティブファンドのような特性があると考えられます。

チャート挙動はとてもに似ていますが、その特性が微妙に異なることを知ったうえでインデックスとして選んだ方がいいかもしれません。

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