海外の金融資産への投資に際しては為替の影響を嫌がる人がいますがそれは問題にならない些細なことでしかありません。

むしろ日本経済の行く末を考えてみれば為替の影響は長期投資にプラスに働く公算が高いと思います。

為替相場と長期投資のパフォーマンス

まず本記事では基本的に為替に関してはドル円のことについて書くのでご了承ください。

ドル円の為替相場は1990年以降、80円から140円のレンジで動いています。まずこの点から円高による為替リスクは限定的なものになっているので長期投資における為替リスクなどほとんどないことがわかります。

仮に円高になってもしばらく時間をおけば100円台に戻ってくる確率が高いですし、多くの人は積立投資によって為替の影響も込みでドルコスト平均法を採用しているので、長期投資という観点から見れば為替リスクなどほとんど気にしなくて大丈夫といっても過言ではありません。

そもそも現在はレンジ相場なのでドルで資産を持とうが円で資産を持とうがリスクは同じであるはずです。

これまでの過去を振り返れば、長期投資のパフォーマンスは為替よりもGDPを指標とした国の経済成長に着目したほうが正しいということになります。

またその視点で見ると実は円資産の保有の方がリスクが高いと考えられます。

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なぜ日本×ドル資産が最強か?


失われた20年という言葉があるように日本はこの20年経済成長をほとんどしていません。アメリカとの比較においてもその差は顕著にでています。

無題

その国の経済成長に関して、最新の研究では人口の増減の影響が非常に大きいということがわかってきているようです(参照:日本人の勝算)。

これから未曽有の人口減少を迎える日本と今後も人口増加が期待できるアメリカ、中国との経済規模の争いは全く勝負にならないといえます。

2030年以降の長期的な目線で考えれば人口減少によって生産労働人口が減り、高齢化社会により低収入の老人が増える日本では購買力が著しく低下するためデフレ圧力が高まります。

また、人口減少はGDP減少も招きますから、日本円の価値はどんどん下がっていき円安方向への圧力が増していく可能性が高いです。

そのため、円資産の保有は今現在為替がレンジ相場だからと言って油断していると数十年後に世界的に価値の低い資産になりえます。

しかし、これは逆に言うと今からドル資産を保有しておけば、数十年後の日本において非常に有用な資産になる可能性も高いということです。

一昔前では、ドル資産を手に入れるには銀行の売っている怪しい金融商品しかなかったわけですが、現在ではネット証券から良質なドル資産を手軽に購入することが可能です。

デフレで経済成長の苦しい日本に住んでいるからと言って円資産にとらわれずドル資産もある程度保有することで将来へのリスクをかなり分散できる可能性が増します。

例えば、今1ドル110円でドル資産に転換すれば、今後1ドル130円が普通になり、何もしなくても20%近くの円換算の資産増加ができるイメージです。

これらの理由から、日本に住む場合、結果としてデフレ日本×ドル資産が最強の資産形成術になる可能性が高いと私は考えます。

今回の記事は下記本を参考にしています。興味あれば読んでみてください。日本の今置かれている状況が非常に定量的に解説されています。


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