市場は非常に効率的です。インターネットの発展に伴って一般の人でも新しい情報にすぐアクセスできるようになった現在では、市場の効率性はますます確実なものになっていると自分は考えています。

つまり、何がいいたいかというと「普通の人は市場を出し抜けない」ということです。前にランダムウォークに関する記事を書きました。現在では、多くの研究がされた結果、市場は完全なランダムウォークではないもののウィーク(弱い)なランダムウォークを示すことがわかっています。テクニカルもファンダメンタルも株価の予測は行えず、取引にかかる手数料を加味すれば市場平均を長期間保持する投資手法には勝てません。これも多くの研究結果から結論付けられていることです。

完全にランダムウォークでないことに期待してわずかな歪みを利用するのは勝手ですがそれがどれほど難しいかは株をやっている人なら自明だと思います。

株をギャンブルとして楽しむのでなかった場合、一般的な投資家は市場平均に連動する商品を長期間保持することが一番勝率が高くなる。この点に目を背けることはできません。私は基本的には金融資産の多くはインデックスファンドに投資しています。

とはいえ、みなさんも知っての通り仕手株への投資もずっと継続して行っています。では、仕手株への投資に何を期待するのか。

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仕手株に期待すること

結局、ランダムウォーク理論に基づけば株取引における売買に技術的な差をつけれないことになります。しかし、それは情報が株価にすぐ織り込まれ一般の個人投資家には情報による収益機会を得られないという前提です。

仕手株にはこの前提から外れるタイミングが存在します。

仕手株は、仕手筋により不当に株価が操作される結果、株価が大きく上昇します。
この株価決定プロセスにおいて、仕手筋が適正から外れた株価まで上げてくれるという情報を利用することで、通常の銘柄にはない「情報による収益機会」が個人投資家にも得られるのです。

つまり、仕手株は市場において唯一、個人投資家が株価に情報が織り込まれる前に取引できる投資手法と言えるのではないでしょうか。

市場が非常に効率的でランダムウォークだとしたら、運に身をまかせる以外に投資で使える手法は下記の二つに絞られることになるのではないでしょうか。

  1. インデックス投資で市場全体の成長に投資する
  2. 仕手株でランダムではない株価の動きを捉える

株価がランダムウォークに動くかは賛否両論あると思いますが、こういう考え方もあることを知っていて損はないかと思います。