株には信用取引が存在し、自己資金を大きく超えた資金量で取引することが可能です。俗にいうレバレッジをかけるということですね。

実はこのレバレッジは普段の生活にも活用されています。例えば、今世間を騒がせている芸人の闇営業問題。芸人の仲間の間では犯罪したわけでもないのに何でこんなにたたかれるんだと擁護の声が挙がっていました。普通の人ならこんなに叩かれないだろと私たちのような一般人との比較も度々出ていましたね。

私個人の意見ですが、このような場合芸能人が一般人よりも叩かれるのは致し方ないかなと思っています。

というのも芸能人の方々は、個々人のスキルに依存する部分をはるかに超えた収入を、”信用”や”好感度”といったものにレバレッジをかけて、その対価として得ていると思うからです。つまり、信用や好感度でレバレッジを強くかけているので、この部分が棄損するような事件があれば、それは当然レバレッジをかけていない一般人よりも大きく収入、またはその他の何かを棄損するのは当たり前だと考えています。

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日常に潜むレバレッジの罠

通常、収入というのは個人のスキルに依存して比例して得られるものですよね。そのスキルの希少性や付加価値が多ければその分対価としての収入が増えていくわけです。しかし、芸能人の方は、その人のスキルのほかにメディアを通した好感度や信頼性によってスキルに見合う価値以上の対価を得ています。

例えばベッキー不倫事件でも、ベッキーさんは一般人が不倫するよりもはるかに非難を浴びていたと思います。そして、芸能界で築き上げてきたポジションを一挙に失いました。一方、不倫相手の川谷さんは叩かれはしましたが、音楽業界におけるそのポジションは大きく揺らいではいないと思います。

これはベッキーさんが信頼・好感度でレバレッジをかけて仕事をしていたのに対し、川谷さんはその人個人の音楽的なスキルで仕事をしていたからだと思います。

株でもレバレッジは使いようで、年がら年中フルレバでやっていては普通の人はいつか死にますよね。株以外でも人はレバレッジをかけることができるのですが、株と違って無意識のうちにレバレッジをかけてしまうことがあるという点がやっかいなところ。

おそらく芸能人の人達もこんな観点をもって活動などしていないでしょう。私が芸能界で一番このコントロールをうまくしていると思っているのは芸人の有吉さんです。彼は、再ブレイクに当たって得た好感度をうまくコントロールして、今は非常に堅実に仕事をしているように思います。昔ほどとがったことを言わなくなったのがその証拠です。笑

サラリーマンだって信用によってレバレッジをかけて仕事が行われています。個人のスキルが同程度でも、その人の信用度によって評価が異なって出世状況に違いがでていることもあるのではないでしょうか。これも一種のレバレッジをかけた状態だと私は認識しています。

日常的なレバレッジをかける行為は、株の世界とは違い手動ではなく自動で生じてしまうのは認識しておいた方がいい。些細な嘘で立場が崩壊したり炎上したりするのはこういったことに気付いていないからかもしれません。

自分自身も己の能力に謙虚に株も仕事もこなしていきたいと思います。