皆さん、株式投資で勝つためにはどんな能力が必要だと思いますか?

私は「株価の将来の動きを予測できる能力」だと思います。

株価の将来の動きが分かれば当然株取引で必ず勝てますよね。

しかし、将来のことなんて誰も分からないのでファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を使いこなしてこれらの値動きを予想しています。

私が行っている株主優待先回り手法はファンダ分析やテクニカル分析は必要なく、しかも株価の動きが予測しやすいため勝率の高い手法です。

株主優待先回り手法は株主優待の権利日に向けて株価が上がる傾向にある銘柄を先回り保有し、十分に株価が上がったところで優待権利を貰わずに利確する手法です。

本記事ではこの手法の特徴、利点と欠点、上手く利益を上げるためのコツ、そして最後に銘柄の見つけ方をご紹介します。

株主優待
日本特有の制度「株主優待」
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株主優待が株価に及ぼす効果!

株主優待が株価上昇に繋がる銘柄のひとつに銚子丸が挙げられます。

銚子丸の週足チャートを示します。

銚子丸 週足
株主優待効果 株価

赤い矢印で示しているのが、銚子丸の株主優待権利日にあたります。

チャートから分かるように、優待権利日に向けて株価が上昇していっていることが分かります。

このような優待効果のある銘柄は、権利日の大体3ヶ月前から保有すればローリスクで株価上昇の恩恵を受けることが出来ます。

株主優待効果狙いの利点と欠点

この優待先回り手法を私は1年間以上実践してみました。

その上で感じた利点と欠点を紹介します。

優待効果狙いの利点①相場に影響を受けづらい

優待効果狙いの利点の1つ目に相場の影響を受けづらいことが挙げられます。

例えば2018年は相場が大きく下落する場面が何度もあり、厳しい相場でした。

同期間の指数の動きと銚子丸の株価の動きを比べてみましょう。

日経平均 2018年1月~6月
日経225 値動き
 
銚子丸 2018年1月~6月
銚子丸 値動き

日経平均は2018年2月にVIXショックにより20%近くの下落を起こしました。

一方で、銚子丸の同期間はほぼ値動き無し。そしてその後、優待権利日の5月10日に向けて株価は上昇するという例年通りの動きを見せました。

優待効果が現れる銘柄は優待目的で保有している人が多いため、市場の指数が下落したところでその銘柄を売る理由にはならないのでしょう。

その結果、相場に影響を受けづらい値動きになる訳です。

優待効果狙いの利点②株主優待を貰うより大きな利益になる

例えば先ほどの銚子丸の株価の動きから、銚子丸を2018年2月初めに保有し、権利日直前の5月初めに売却した場合、100株で大体1万円の利益がでたことになります。

一方、銚子丸の株主優待は以下の内容です。

100株以上:500円相当の優待食事券
500株以上:2500円相当の優待食事券
1000株以上:5000円相当の優待食事券

100株の場合、優待は500円分しか貰えないのです。しかも例えば300株の場合でも500円分の食事券、一方で優待先回り手法の場合は300株なら3万円の利益が出る訳です。

このように、優待利回りは0.5~1%程度でも、優待先回り手法を行えば5%~10%の利鞘が取れる銘柄は多くあります。

そして優待利回りは保有株数が増えるほど減少しますが、優待先回り手法は利回りの減少が起きません。

利回りイメージ
優待利回り 優待銘柄効果狙い

優待効果狙いの欠点①保有期間に対してリターンは少ない

利点の②で、『優待利回りは0.5%~1%でも5%~10%儲けられる』と言いましたが、逆に言うと3~4ヶ月で5%~10%しかとれない手法ということです。

この数字をどう思うかは人によると思いますが、リターンが少ないと感じる人も多いのではないでしょうか。

優待効果狙いの欠点②優待の改悪や廃止のリスク

これが最も危険な欠点です。株主優待効果によって買い上げられている銘柄なので、その優待が改悪や廃止されたときには暴落が起きます。

多くの株主にとっての保有理由がなくなるわけですからね。

優待改悪によって暴落した事例をひとつ示します。

2762.三光マーケティングフーズは優待効果で株価が周期的に上下する銘柄として代表的なものでした。

株主優待効果 三光マーケティングフーズ

しかし2018年8月に優待内容の変更が発表され、それに伴い株価は暴落しました。

私は売却した後でしたが、保有中にこの変更を受けていたらと考えるとぞっとします。

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この際の下落率を見ると約40%の下げです。リターンは5%~10%である一方、このような優待の改悪や廃止の際には数10%の損失を被ることもあるということです。

優待先回り手法は権利落ち後すぐに保有し、次の権利落ち前まで持てば最大の値幅を取れる可能性が高くなります。

しかしそうすると保有期間が長くなるので優待廃止と言った思わぬ悪材料に巻き込まれる確率も上がります。

リスクとリターンのバランスを考えると、私の感覚では優待権利日の3~4ヶ月前に保有することがベストと感じます。

利確のタイミング

次に利確のタイミングについてです。3~4ヶ月前に保有して優待権利日に近づくにつれて上手く含み益が増えたとします。

この時に、権利日に売ったら一番高値で売れるのかと思われるかもしれませんが、そういう訳では無いです。

大体権利日の2週間前、早ければ1ヶ月前くらいに利確するのがいいと思います。

実際の私の売買を紹介しつつ説明します。

優待権利日前に下落するパターン

優待権利日の数日前に株価が下落するパターンが結構あります。

例えば8月20日が優待月の7870.福島印刷は2018年そのパターンでした。

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福島印刷は8月20日が優待権利日ですが、権利日前の8月17日に-10%の暴落が起きました。

理由はよく分かりません。私と同じように利益狙いで長期保有していた人が優待日前に投げ売ったのかもしれません。

私はチャートから、「もう上値はあまり期待できなさそうだから売却しよう」と思い、8月初めに売却しており、運よく暴落を免れることができました。

大体、前回の優待権利日前の高値くらいになったら利確することをお勧めします。

優待権利日数週間前から上がらないパターン

優待権利日前になぜか下落するとまではいかないまでも、権利日の数週間前から株価が全然上がらないパターンもあります。

例えば8228.マルイチ産商。マルイチ産商は9月が優待月で、2018年は5月半ばに購入していました。

順調に含み益が増えたのですが、8月頭頃に『もう上値は限定的』と考え利確しました。

マルイチ

この判断は正解で、そこから株価は上がらず優待権利日を迎え、株価は下落しました。

このように、過去の値動きと現在の株価を比較して、「もう残りの値幅を狙うくらいなら他の銘柄に資金を回した方が良さそうだな」と感じたら早めに利確すると良いです。

株主優待効果がある銘柄の見つけ方

最後に、株主優待効果で株価が上がる銘柄の見つけ方について。

株主優待を設定している銘柄がすべて優待権利日に向けて株価が上がるという訳ではありません。

私がこのような銘柄を見つけるために行ったスクリーニング条件はたった2つです。

①株主優待がある
②株主の7割以上が国内個人投資家である

①は当然ですが、②は株主優待を目的に保有している株主が多い銘柄に絞るために設けました。

機関投資家や国外の投資家が株主優待を目的に株式を保有するわけありませんからね。

優待目的の株主の割合が多くなるほど、銚子丸のような綺麗な値動きになる訳です。

スクリーニングにはFISCOを用いました。

FISCO スクリーニング
FISCO

このように、「国内個人持株比率」といった項目もあり、色々なスクリーニングが可能です。

株主優待効果先回り手法まとめ

優待先回り手法は相場に影響を受けないために勝率が高く、しかも普通に株主優待を貰うよりも利回りが大きくできます。

少しコツも必要ですが、初心者でも行いやすい手法です。

株でなかなか勝てなくて悩んでいる人は試してみてはいかがでしょうか。

具体的にどの月にどんな銘柄があるかはイベント投資カテゴリで紹介しています。

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まあ、私のこの記事でノウハウは十分ですが照

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