仕手株とは株価操作が行われている銘柄を指します。 仕手株は高騰中の高値掴みにより大損害を被る可能性があることから「危険な株」「取引すべきでない株」と一般的に言われています。

この仕手株のリスクを抑え、仕手株の高騰のリターンだけを得るために考えた策の一つが低位株・仕手株待ち伏せ手法です。

高騰が起きる前から仕手株を保有し待ち続けるというシンプルな手法ですが、結構有効です。

しかしデメリットとして、いつ高騰が起きるか分からないために”待ちの期間”が長くなることがあります。私は1年間待ち続けたなんてこともこれまでにあります。

この最大のデメリットを解決できれば安全に、短期間で利益を上げることのできる手法とすることが出来ます。

そこで今回は仕手株が高騰する前に示す特徴の一つである材料無しのストップ高に着目することにしました。

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仕手株の特徴『材料無しのストップ高』

仕手株の特徴のひとつに「材料も出ていないのにある日急にストップ高になる」ということが挙げられます。

この高騰は翌日には何もなかったかのように株価は元に戻ることが多いのですが、このストップ高からしばらく経った後に大きく株価が上がることがあります。

例えば去年、私が低位株・仕手株待ち伏せ手法として保有していた日本テレホンは材料無しのストップ高をよく起こしていました。

仕手株の特徴であるストップ高

日本テレホン 2018年1月~6月

こんな感じで噴いては戻り噴いては戻りを繰り返しており、この材料無しの噴き上げで私は利確して満足していました。 しかし、この後に日本テレホンは高騰します。

 
仕手株の特徴であるストップ高後の高騰

日本テレホン 2018年4月~9月

私が保有していた株価からは最大で3倍になりました。

 
同じようなパターンは昨年だけでも複数ありました。IPSや地域新聞などで、どれも数倍以上になっています。
 
そもそも、材料がでていないのにストップ高になるってどう考えてもおかしいですよね。誰が何の目的で買ってんの?という話です。
 
私が低位株・仕手株待ち伏せ手法を作るにあたって参考にした著書「仕手株でしっかり儲ける投資術」では仕手筋(仕手株を操作している人間のこと)の株集めの方法の一つに「一気に集めるケース」を挙げています。
 
以下引用です。

株を一気に買い集めるパターンが多くなってきています。(中略)ある日突然に大量の買いが入り、値上がり率上位にいきなり顔を出します。

やはり、材料無しで急騰した銘柄は怪しさを感じます。また、著書は以下のように続きます。

 

このパターンが多くなっているのは、安く買い集める必要が無いということでしょう。つまり仕手筋の資金力が豊富だということです。

これが本当だとしたら、謎の急騰を繰り返した後に数倍になったことも納得できます。 株価を取得単価以上に吊り上げて売り捌く自信があるために一気に買い集めているということでしょう。

もちろん、材料無しに株価が上がり、その後に株価は元に戻ってそのまま音沙汰無し、といった銘柄もあります。

 
しかし、「材料なしストップ高」という仕手株の特徴を利用した取引は検討に値すると思います。 そのため本記事ではデータ収集と実際の売買を通じて検証していきたいと思います。

検証ルール

①毎日の材料無しのストップ高銘柄一覧を作る

 
スクリーニングのためにまずは地道に毎日の材料無しのストップ高銘柄一覧を作ります。 私はこの一覧を作るにあたってJaw’s75さんのツイートを参考にしています。
 
いつも感謝です。
 

②それぞれのチャートを見て選定し保有する
 
この銘柄リストを作り終えたら次はチャート分析を行います。
 
この際に注目するのは
・待ち伏せのしやすさ(=下値が限定的そうか)
・過去に高騰しているか(=実績重視)
という点です。
 
結局はチャート分析を行って上で銘柄選定するので私のセンス次第なところがあるのですが、最初の絞り込み条件『材料無しのストップ高銘柄選定のみ見る』がどれくらい有効そうかを確認したいと思っています。
 
③実際に保有して検証
 
実際に売買しないと値動きの感触も分からないので保有します。保有状況は他の手法を含め毎週土曜日にカテゴリ『投資成績』にて公開しています。

材料無しストップ高”2019年1月高騰銘柄”

1月に材料無しでストップ高になった銘柄は81銘柄ありました。予想よりはるかに多い笑
 
仕手株の特徴である材料無しにストップ高した銘柄 2019年1月編

1月材料無しストップ高銘柄一覧

上記銘柄の株価チャートを全て確認し、個人的に気になった銘柄は以下の4銘柄でした。

ソフィア 株価

6942.ソフィア

 
キムラ 株価

7461.キムラ

 
リバーエレテック チャート

6666.リバーエレテック

 
カーチス チャート

7602.カーチス

今回はこの4銘柄を購入しました。検証なので株数は少なめです。

材料無しストップ高”2019年2月高騰銘柄”

2月に材料無しでストップ高になった銘柄は42銘柄ありました。
 
仕手株の特徴である材料無しにストップ高した銘柄 2019年2月編

2月材料無しストップ高銘柄一覧

上記銘柄の株価チャートを全て確認し、個人的に気になった銘柄は以下の3銘柄でした。

一蔵

6186.一蔵

伏木

9361.伏木

平賀

7863.平賀

今回はこの3銘柄のうち一蔵と平賀を購入しました。1月銘柄では4銘柄を選出しましたが、1月銘柄の方が個人的には好きなチャートが多かったです。 伏木は板が薄過ぎる・・・。

 

材料無しストップ高”2019年3月高騰銘柄”

3月に材料無しでストップ高になった銘柄は60銘柄ありました。

 

材料無しストップ高

チャートを見たうえで個人的に気に入った銘柄は黄色にしています。 3月は文教堂がリストアップされていますね。文教堂はノーベル賞関連銘柄として毎年高騰しており、注目銘柄です。

 
 
黄色銘柄のうち、特に気に入ったのは以下の3銘柄です。
 

3545.デファクトスタンダード

6562.ジーニー


7567.栄電子

今回はこの3銘柄を選定しましたが、購入はしていません。
銘柄数を調整しながら購入を狙いたいと思います。

材料無しストップ高”2019年4月高騰銘柄”

4月に材料無しでストップ高となった銘柄は26銘柄。そのうちで特に気になった銘柄は6銘柄(黄色ハイライト)でした。

6銘柄中で個人的に一番気になるのはテモナでしょうか。3月銘柄と合わせて5月にいくつか購入すると思います。

仕手株2019 特徴 高騰銘柄

テモナ

仕手株手法検証 成績進捗(2019年5月6日)

2019年5月6日現在、損益を確定した銘柄です。

1月に材料無くストップ高を起こしたリバーエレテックが4月に高騰し利確を行いました。

リバーエレテック

リバーエレテック

https://twitter.com/make_life_rich/status/1116267361571524608

+30%程の利益です。ただ再度高騰が来そうな雰囲気が感じられます。

昨年の日本テレホンは来そうと言っておきながら再購入せずいたら高騰したので今回はそうならないように再購入の機会を伺いたいと思います。

新規の売買を行い次第、追記します。

高騰前の仕手株の特徴と検証内容まとめ

今回は高騰前の仕手株の特徴として材料無しのストップ高を紹介しました。

この特徴を基に銘柄を選定する方法が良いのか悪いのかは今後検証を通じてご報告したいと思います。

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