時価総額10億円。

これは東証一部、二部における上場廃止に関する基準の一つです。

10億円未満である場合において、9か月(所定の書面を3か月以内に提出しない場合は3か月)以内に10億円以上とならないとき

これは東京証券取引所のHPからの抜粋ですが、上記が上場廃止になってしまう基準の正式な文言です。この条件を満たしてしまうとその企業は上場廃止となってしまいます。

ということは企業は時価総額10億円を下回った場合、『何とか株価を上げようと対策を打ってくるはずだ!』という思惑が働き株価が上昇するケースが考えられます。

時価総額が10億以下ということは上場廃止の規定に抵触していない通常の株価でも、時価総額20億円以下の小粒株のはずです。つまり、そのような株のほとんどは仕手化する可能性が高いと考えられます。

だとしたら、時価総額10億円に近い位置にいる低位仕手株の株価が時価総額10億円のラインを下回るタイミングまで下落してきたら、企業の株価対策に乗じて筋が仕掛けてくる可能性が高いじゃなかろうかという仮説を立てました。

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2019年の時価総額10億円未満達成銘柄

2019年だと1月4日付で北日本紡績、カネヨウ、リード、花月園観光、さいか屋、省電舎ホールディングス、松尾電機、セキドが、3月1日付で再びさいか屋が上場廃止基準に抵触しています。

ここで銘柄を見て気づくはずです。ほぼ仕手株だと思われる銘柄ばかりですね。

そしてこれらの銘柄の中には、見事に大きな株価の動きを見せるものがありました。

北日本紡績(10億ライン774円)

カネヨウ(10億ライン711円)

リード(10億ライン380円)

花月園(10億ライン566円)

さいか屋(10億ライン319円)

省電舎(10億ライン238円)

松尾電機(10億ライン389円)

セキド(10億ライン599円)

なんと全部です。

恐るべき確率。異常です。株の世界の闇が見えてきますね。いずれも一回はストップ高となっていますし、1.5倍以上となっているものも多いです。

10億以下に急激にタッチするのは1月4日付近の暴落のような場合が多いかもしれません。直後の暴騰はさすがに拾えなくても、暴落後時価総額ラインに抵触し、その後のヨコヨコ展開となった場合はチャンスと見ていいかもしれません。

暴落時に時価総額10億にタッチしそうな銘柄

次の銘柄は東証2部上場銘柄で時価総額10億以上15億円以下の銘柄です。全部が仕手株なのかわかりませんが、ウォッチしておいてチャンスに備えておきたいですね。各社の業績とかは全然調べてないので倒産する可能性くらいは確認しておいた方がいいと思います。

1711 省電舎HD
2926 篠崎屋
3125 新内外綿
3209 カネヨウ
3306 日本製麻
3578 倉庫精練
4361 川口化学工業
4616 川上塗料
5341 アサヒ衛陶
5610 大和重工
5952 アマテイ
6112 小島鉄工所
6380 オリエンタルチエン工業
6721 ウインテスト
6969 松尾電機
6977 日本抵抗器製作所
6982 リード
7859 アルメディオ
7946 光陽社
8254 さいか屋
8995 誠建設工業
9674 花月園観光

ということで仕手株における時価総額10億円ラインは筋が仕掛けてくる可能性のあるポイントなのかもしれません。

昨年末からの暴落がすさまじかったのでその影響もあるかもしれないですし、100%言い切れませんが確率がすごかったので考慮してもいい作戦だと思っています。